自分の人生に必死になってみる。

 

こんにちは。

 

10月に入り、気候も一気に秋らしくなってきました。

皆さんは○○の秋と聞いて何を思い浮かべますか。

読書、勉強、スポーツ…

考えればいくつも出てきますが、何れにしても、楽しみながら頑張れたら素敵なものばかりですね。今年の秋は何をしようか。

 

それでは今週も「静岡×若者の力」をテーマに、身近で“頑張っている方”をご紹介させていただきます。

今回は、慶応義塾大学2年生の太田理貴さんです。

兵庫出身の彼は、近畿から上京し、また大学入学後も転部を決意するなど、自らの強い意志で自身の進む道を決めてきました。多くの困難の中でも自力で現状を打破していこうとする力強さには、いつも尊敬させられます。

 

それでは早速始めさせていただきます。

 

―まず略歴をお願いします

現在、慶応義塾大学経済学部に通っている大学2年生です。昨年度末に経済学部への転部試験に合格するまでは、同大学の商学部に所属していました。

転部を決めた理由はいくつかありますが、一番大きかったのは、もう一度自分自身を試してみようと思ったことです。僕は現役、そして浪人時の受験でも思うような結果が出ないまま大学へ進学し、そのまま商学部という環境の中で生活していました。そしてせっかく商学部に入ったのだからということで、公認会計士の資格の勉強も始めました。テニス部にも所属していましたが、一度大きな病気を患ってしまったこともあり、段々と会計士の勉強に打ち込むようになっていきました。当時はそれで充実感もありましたが、心のどこかではこれでいいのかと思っていたのでしょうね。後押しされたのは、同じ大学に通う高校の先輩の存在でした。その先輩は理工学部として大学へ入学しましたが、二年時から経済学部へ転部されたということでした。それを聞いて最初に思ったことは、自分は本当にこのまま大学生活を過ごしていいのかということ。そして、自分を試すにはこれが最後のチャンスではないかということ。強い自信があったわけではありませんが、自分ならまだやれると思い転部を決意しました。結果、無事経済学部へ進むことができて良かったです。

 

―大学入学以前はどのような毎日を過ごされていましたか

僕の高校生活を一言で表すと、「苦悩」ですね(笑)。当時は、部活、学校、家庭環境と、色んな面で苦労しました。

特に部活では、僕は中高一貫校に通っており、その間をテニス部として過ごしていました。中学二年からは学年のキャプテンを務めるようになり、高校一年時には私立校が集う県大会の団体戦で優勝を果たすこともできました。しかし、進級とともに先輩も部活を引退してしまってから、精神的な心細さや、部員のモチベーションの低下に直面して、部活自体がしんどく感じることが多くなってしまいました。今考えれば仲間に頼ることもできたのでしょうが、当時はキャプテンという使命感からでしょうか、誰にも相談できず一人で悩みこんでしまうことばかりでした。顧問の先生も消極的で、本当に一人で奔走していたと思います(笑)。ただこの経験を通して、“誰かが”では無く、先ずは“自分が”動くんだと強く思うようになりました。

 

―将来の夢を教えて下さい

 こんな答えは申し訳ないですが、率直に言って、具体的な将来の夢というのは描けていないのが現状です。大学一年時は公認会計士の資格を取得し、将来もそちらの道へ進むことを目指していましたが、経済学部へ転部した今、その目標は一旦保留中です。そして今年の春は新たな必修科目の履修に追われていたので、具体的な将来までは考えられませんでした。しかし、転部までしたこの大学生活で出来るだけ沢山のことを吸収し、それを生かし、自分で納得のいく企業に就職したいと思っています。それは贅沢だと言われるかもしれませんが、今後の進路に関して妥協はしたくないんです。もちろんそのために求められる努力は一切惜しみません。そこまでやらないとスタートラインにも立てない世界だと思うし、そこまでやらないと自分自身にも悔いが残ると思います。

 

―成人式についてどう思いますか

 僕は昨年成人を迎えましたが、残念ながら地元兵庫の成人式に参加することができず、上京先の成人式に参加させてもらいました。そこで思ったことは、やっぱり地元の成人式に参加したらもっと楽しいんだろうなということです(笑)。成人式自体にも大人としての自覚をもつという大切な意味合いもありますが、周りに誰も知り合いがいない式はあまりに寂しかったです(笑)。なんだかんだで、卒業以来疎遠になっていた小中高の友人と再会する貴重な場だと思いますよ。是非地元の成人式に参加することをお勧めします。

 

―それでは最後に、若者へのメッセージをお願いします

 最近思うことは、自分の人生に悲観的になりすぎないでほしいということです。そんなこと言う奴が言うなって感じですが、僕は自分の人生は客観的に見てもかなり苦労してきたものだと思っています。でもだからこそ、自分の人生に自信や希望を持ってほしいのです。そりゃ、苦労は誰にでもあります。でもそれだけでは無いはずです。僕はこれまでの道のりを糧に、より楽しい人生を歩んでいきたいと思っています。皆さんもぜひ自分の幸せを思い描いて、それに向かって進んでみて下さい。

 

―お疲れ様です、ありがとうございました

 成人式ぜひ楽しんできて下さい。ありがとうございました。

 

 

文責 光本健太朗